薬剤師と訪問看護師の意見交換会


薬剤師と訪問看護師の意見交換会

2/27 更新しました!

日 時: 平成29年2月16日(木) 19:00~20:30
場 所: 鶴岡市総合保健福祉センター にこ・ふる3階大会議室
参加者: 薬剤師11名、訪問看護師16名、その他6名 合計33名
進 行: 鶴岡地区医師会 地域医療連携室ほたる  遠藤 貴恵 氏
内 容: 1.開会の挨拶  鶴岡地区薬剤師会  会長         小池 正純 氏
2.話題提供
 ①薬剤師の紹介、訪問看護師との連携事例について
  鶴岡地区薬剤師会理事  ハート調剤薬局七日町店    篠田 太朗 氏
 ②訪問看護の紹介、薬剤師との連携について
  鶴岡地区医師会 訪問看護ステーションハローナース所長 本間 幸井 氏
3.グループ毎に意見交換
4.まとめ
5.閉会の挨拶  訪問看護・訪問リハビリテーション事業者部会 副部会長
           リハビリ訪問看護ステーションみどり 玉津 悦子 氏

◆グループ毎のディスカッション内容として
  • 鶴岡地区に在宅訪問のみの薬局はない。訪問服薬指導の依頼者は医師が減少し、ケアマネジャーは増加している。
  • お薬カレンダーは上手く活用できているか、箱にセッティングしているか。
     → 日めくりカレンダーのような形のお薬カレンダーがある。認知症の方は日付を確認しながら内服することにより効果も有り。
  • 訪問看護師の名刺や付箋のメモなどをお薬手帳に入れてもらえると、連絡先が分かりやすい。
  • お薬手帳を活用し、薬が飲みづらくなったことなどを伝えられたら良いと思う。
  • 居宅療養管理指導と在宅訪問服薬管理指導の違いやルールについて。
     → 居宅療養管理指導は介護保険、在宅訪問服薬管理指導は医療保険で、点数も異なる。内容は一緒だが、ほとんどのケースが介護保険を持っているため居宅療養管理指導となっている。
  • かかりつけ薬局はどの薬局にすればよいか。
     → 基本的には患者さんが行きたい薬局を決めていただく。
◆意見交換会に参加して取り組んでみようと思ったこと、今後どのような意見交換会をしてみたいかなど(参加者アンケートより抜粋)

≪薬剤師≫

  • お互いに情報交換が必要であると感じた。
  • 薬の管理が必要な方には積極的に介入していきたいと思った。
  • 医師のみではなく、訪問看護ステーションやケアマネジャーの方の意見も聞いて、より多くの情報を集めていきたいと思った。
  • 医師やケアマネジャーも含めた意見交換会ができたら良いと思う。

≪訪問看護師≫

  • 訪問服薬指導や薬についてのアドバイスを頂けて良かった。
  • 電話以外にもお薬手帳などを活用し、もっと情報共有していきたいと思った。
  • ケアマネジャーとも情報共有し、薬剤師の介入が必要であることを伝えていきたい。
  • 薬剤師と訪問看護師の情報共有ツールについて他地域などの取組みを調べ、参考にしていきたいと思った。
  • 協同で取り組める事例の検討などをしてみたい。
  • 薬剤師さんの事例紹介をもっと聞いてみたい。

≪スタッフより≫

  • どのグループも在宅訪問やお互いの業務について活発な意見交換が行われていた。
  • 今後の取組みとして情報共有の仕方を工夫していきたいなどの意見が多く出されており、顔がみえる関係づくりの重要性を改めて感じた。
  • 双方より医師やケアマネジャーも含めた意見交換も行ってみたいとの声が多く、地域の医療・介護における連携がさらに広がるよう、今後も企画・運営に関わっていきたいと思った。