薬剤師会・居宅介護支援事業所 意見交換会


薬剤師会・居宅介護支援事業所 意見交換会

12/18 更新しました!

日 時: 平成27年10月8日(木) 19:00~20:40
場 所: 鶴岡市総合保健福祉センター にこ・ふる3階大会議室
参加者: 薬剤師15名、ケアマネジャー45名、その他8名 合計68名
司会・進行: 薬剤師会 篠田 太朗 氏
内 容: ①介護支援専門員のお仕事の流れ
 居宅支援事業所部会長 しおん荘居宅介護支援事業所 佐藤 真紀 氏
②薬剤師のお仕事紹介
 鶴岡地区薬剤師会 あかね薬局  篠田 太朗 氏
③グループ毎に情報・意見交換

◆グループ情報交換内容として(参加者アンケートより抜粋)
  • 薬局に電話連絡はどの時間帯がよいか
     → 午前中は忙しいので、13~15時頃がよい。
  • 薬局は定休日でも依頼すれば対応してくれるか
     → 24時間対応可。定休日でも可。
  • 院内処方を他の薬局で出してもらうことはできるか
     → 院内処方でもらった薬を薬局に持ってきて、他にもらっている薬と合わせまとめることもできる。
  • 複数薬局でもらった薬を1つの薬局で一包化してもらうことはできるか
     → 医師の指示が必要。また手数料がかかる。
  • ケアプランに薬剤師がはいっているケースはあるか
     → 退院時に病棟の勧めで介入したケース、認知症で喘息発作があり、吸入の使用を見てもらったケース、主治医の勧めで介入したケースなどがあった。
◆意見交換会に参加しての感想や気づき、取り組んでみようと思ったことなど
(参加者アンケートより抜粋)
≪薬剤師≫
  • ケアマネと薬剤師が連携することで、患者の利益につながる部分があることに気づいた。
  • 薬剤師の介入のタイミングに悩んでいることを知れた。
  • ケアマネに自分たちの仕事を知ってもらう必要がある。
  • 気軽に相談できる薬局づくり。
  • 薬の作用のモニタリング、ヘルパーの介在しない薬の管理が課題。

≪居宅介護支援事業所≫

  • 看取りの方への薬剤師の方々の関わりの重要性。
  • ジェネリックの希望を直接本人が薬剤師さんにしてもよいこと。
  • これからのケアプランには薬剤師の介入が必要である。
  • まず一回同行訪問していただくことで、利用者や家族に必要性を理解してもらう。
  • 同事業所のケアマネにも薬剤師との連携、相談を勧めていきたい。

≪地域包括支援センター≫

  • 他の方がどのようなケースで連携しているか知れた。
  • 薬剤師に気軽に相談できることと、一包化にハードルがないことを聞けてとても心強かった。
  • 薬剤師も担当ケアマネやケアプラン情報を知りたいと思っているのだという事を知った。
  • 利用者の体調管理のため、薬剤師に関わってもらう。
  • 一人一冊の薬手帳をすすめていきたい。

≪スタッフより≫

  • 双方の業務内容を紹介し、日頃疑問に思っていることなど意見交換することによって、新たな顔の見える関係が築けたと感じた。
  • 活発な意見交換が行われ、その中でもケアマネから薬剤師に対しての質問が多かった。
  • お互いに話をする機会がなかなかないという意見も聞かれ、今後もこのような取り組みを続けていけ ると良いと思った。
  • ケアプランの中に薬局の役割を盛り込む、サービス担当者会議に薬剤師が参加するといったような機会はまだ少ないとのことだったが、これをきっかけに積極的に連携していくことが必要であるという認識がより深まればと思った。