平成29年度 医療と介護の連携研修会


第2回 医療と介護の連携研修会

12/26 更新しました!

日 時: 平成29年11月22日(水) 18:45~20:45
場 所: 出羽庄内国際村 ホール
参加者: 154名
(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、歯科衛生士、リハビリ職、介護支援専門員、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士、社会福祉士、相談員、事務など)
主 催: 鶴岡市
鶴岡市介護保険事業者連絡協議会居宅支援事業者部会
鶴岡市地域包括支援センター連絡会
鶴岡地区医師会地域医療連携室ほたる
テーマ: 「退院後の地域での生活支援」
 ~チームの一員として、その人の生活を支えるために~

〈ファシリテーター・アドバイザー〉
  山形県立保健医療大学 教授 後藤 順子 氏

〈事例発表者〉
 1.「連携が生んだ在宅医療」
     サテライト老健のぞみ 介護部長 上野 栄市 氏
 2.「本人、家族の意向と在宅支援」
     居宅介護支援センターであい 介護支援専門員 上野 洋子 氏
 3.「生活意欲を支えるケア」
     短期入所生活介護事業所ぶなの杜 係長 難波 涼子 氏
〈ミニレクチャー〉
     山形県立保健医療大学 教授 後藤 順子 氏

~研修の流れ~
  • 事例報告
  • グループワーク

~参加者の感想~
  • 事例という形でどのような連携をしてきたのか、という関わりを知ることができた。
    それぞれの職種の視点、家族として看取った経験からの視点も有り、勉強させていただいた。
  • 様々な専門職との連携は、やはり大事である。その団体、事業所の取り組み、どんなサービスを実施しているかよく知る必要がある。
  • 一言で連携といってもわかりづらいが、実例の発表があり良かった。基本はコミュニケーションと、改めて感じた。
  • 他職種との話の中から、自分の職種でのできることはもっとたくさんあると感じた。

~スタッフより~

「つなぐ・つながる・つなげる(連携)するためのことば」

  • 相手の苦しみや思いを100%理解することはできない
  • 私が相手を完全に理解することはできなくとも、相手が「私をわかってくれたと思う」可能性はある
  • 苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい
  • わかってくれる人の聴き方には、反復、沈黙、問いかけがある
何より、コミュニケーションが大切 「個人と組織のケアの質の向上」
  • 個人(点)から組織のシステムとして
  • その人の生活にとって切れ目のないケア
いずれも患者さん・利用者さんの生活を支援するうえでは、とても大事なことで、忘れてはならない、常に頭の隅に置くべき事であったかと思います。


       
       


アンケート結果:

参加者所属と満足度の詳細は こちら をご覧ください。


参加者所属

満足度

第1回 医療と介護の連携研修会

9/5 更新しました!

日 時: 平成29年8月16日(水) 18:45~20:45
場 所: 出羽庄内国際村 ホール
参加者: 医師、歯科医師、薬剤師、看護師、歯科衛生士、リハビリ職、介護支援専門員、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士、社会福祉士、相談員、事務など 合計212名
主 催: 鶴岡市
鶴岡市介護保険事業者連絡協議会居宅支援事業者部会
鶴岡市地域包括支援センター連絡会
鶴岡地区医師会地域医療連携室ほたる
テーマ: 「地域と協働する病院の退院支援」
 ~退院後の生活を支えるためのチームつくりを目指して~

〈ファシリテーター・アドバイザー〉
  山形県立保健医療大学 教授 後藤 順子 氏

〈事例発表者〉
 1.「地域へ生活をつなぐ退院支援」~病院看護師の取組み~
    鶴岡市立荘内病院  地域医療連携室 看護係長 梶谷まゆみ 氏
 2.「患者の思いから始まる退院支援」
    鶴岡協立病院5病棟         看護師長 石向 美香 氏

~研修の流れ~
  • 事例報告
  • グループワーク

~参加者の感想~
  • 退院時は色々な問題が出てきます。家族の意向、本人の思い、病院側も・・・。
    これらの課題をひとつひとつ、それぞれの役割を活かしていく事大切さと、もっとお互い寄り添う事も大切であると、この研修会で学ぶことが出来ました。
  • 病院勤務していると、情報提供はするが、その後の状況がわからないことが多いのでケアマネさんの話(自宅退院後について)が聞けて良かった。
  • 医療・家族・サービス事業所間での情報のつなぎ役はケアマネ。ケアマネの方から、病院にカンファレンスの開催や情報交換の場を持ちたいと相談しても良いと言うことを知った。また、地域の人達の協力を求めたり、繋げるのもケアマネの仕事なんだなと思った。

~スタッフより~

病院の退院支援の仕組みを知ることで、医療職~介護・福祉職、それぞれが改めて連携の重要性を見つめなおすきっかけとなった研修会であり、本人・家族の想いに寄り添い、その人らしい暮らしを地域全体で支えるために、カンファレンス等を通し双方が意見交換することでチームつくりとなり、一歩進んだ連携を図ることができるのではないかと感じたところです。


悩んでいるのは自分だけではないと知ることも重要だし、後藤先生がまとめられた、

  • 「他の人(職種)の力を借りよう」
  • 「私は迷っているのです」と、一歩踏み出す勇気を
  • ネットワークは「人薬」です。処方箋のいらない、どのようにさじ加減も可能な人のためになる薬です。
このコメントも参加されたひとりひとりがとても収穫になったものではないでしょうか。

第2回目の研修会は11月22日(水)に開催されます。
また多くの皆さまのご参加をお待ちしております。


       
       


アンケート結果:

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