薬剤師・居宅介護支援事業所 意見交換会


平成29年度 薬剤師・居宅介護支援事業所 意見交換会

8/2 更新しました!

日 時: 平成29年7月14日(金) 19:00~20:30
場 所: 鶴岡市総合保健福祉センター にこ・ふる3階大会議室
参加者: 薬剤師20名、ケアマネジャー53名、その他5名 合計78名
司会・進行: 地域医療連携室ほたる 遠藤 貴恵 氏
内 容: ①事例報告
◇アルツハイマー型認知症 要介護状態の夫と二人暮らし。
 薬局に薬をもらいに来た際の様子から、薬剤師の訪問介入や介護サービスが
 必要と判断し、包括に相談し介入できた事例

 鶴岡地区薬剤師会 ハート調剤薬局七日町店  篠田 太朗 氏
 健楽園居宅介護支援センターみはら      今井 朋子 氏

②グループ毎に情報・意見交換

◆グループ情報交換内容として(グループワークまとめより抜粋)

≪ケアマネ→薬剤師≫

  • 薬の量が多いと相談されることがあるが医師には言えない。その時に薬剤師に相談しても良いのか?
     → 是非、薬剤師を活用してほしい。
       薬剤師が医師とやりとりしてくれて助かった。スムーズにいった。
  • 複数の薬局から痛み止めが出ていて困ったときは、どこの薬局に相談すれば良いか?
     → お薬手帳に記載ある薬局ならどこでもOK。
       認知症の方に介入してもらうと専門的な面でも助かる。ケアマネとしては、医療面か
       介護面か、視点に困ることあり。状況を知らせていただけるのも助かる。

≪薬剤師→ケアマネ≫

  • 地域包括支援センターやケアマネに相談する際、本人の同意は必要か?薬局から地域包括支援センターへ相談してよいのか。(薬剤師は情報が少ない。処方せんでその方を考えるしかないので)
     → 地域包括支援センターに連絡すると、看護師、保健師等が訪問する。
  • お薬手帳を見るか?
     → 手帳にケアマネの情報が書いてあれば良い。記載して良いものなので是非記入して
       欲しい。
  • ◆意見交換会に参加しての感想や気づき、取り組んでみようと思ったことなど
    (参加者アンケートより抜粋)

    ≪薬剤師≫

    • 薬剤師は、自分が思っている以上に、ケアマネさんに求められている。
    • 薬の管理の不安な方については、地域包括支援センターに相談できる。
    • 訪問に至るまでのケアマネさんの苦労がわかった。
    • 窓口対応の患者さんでも、情報提供することで連携することができ、必要あれば居宅療養管理指導にもつなげることができると思った。
    • これまで出席したことのない担当者会議、出席できるように掛け合いたい。
    • とりあえず、他の職種の方にも相談してみる事、気になることがあれば話してみる事。

    ≪居宅介護支援事業所・地域包括支援センター≫

    • 連携するうえで、それぞれの専門性が発揮されること。
    • ケアマネも薬剤師も本人(利用者)のためを考えていると気づいた。
    • 相談の時間帯は、病院前→午後、開業医→昼休みが良い。など、マナーを学んだ。
    • 薬がなぜ飲めないか、理由があること(嚥下、味など)
    • 服薬確認時の質問方法「飲んでますか?」だけでなく、「飲みにくくないですか?」と相手に添ってたずねる。
    • 利用者さんの処方薬局を調べてみようと思った。
    • 主治医に聞けない事、気になったことを薬剤師さんに相談してみようと思った。

    ≪その他≫

    • 薬剤師が生活上の変化に気づいた時、連絡した方がよいのか?
      →ケアマネは全てを把握できているわけではない。ぜひ情報をください。
      →ヘルパーの視点と薬剤師の視点は違う
    • 薬局と関わるきっかけが難しい。相談したいケースが実際にある。とっかかりはどのようにしたらよいか?
      →なんでもOK。
    • 連携にあたっては
      ⇒お薬手帳にケアマネの名前を書いてもらえると、何かあった時に相談しやすい。
      ⇒薬局への相談の時間帯を考慮すること
      ⇒基本的に何でも相談できること
      ⇒薬に関してなど、ケアマネが直接医師に相談するより、まず薬局に相談してから進めた方が
       スムーズにいくこともある。

    ≪スタッフより≫

    • 患者(利用者)側からは、なかなか主治医に意思を伝えにくいところを薬剤師が間に入り代弁するとか、お薬手帳でしかわからない情報をケアマネからの情報で状況把握することができるなど、お互いの専門性を活かし連携が進められていることを感じた。
    • この会も4回目となり、細かいところまで情報のやり取りができるなど、お互いの壁が低くなってきているのではないかと思われる。